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十日菊とももの 六菖日記 りくしょうにっき

バカアニヲタヒキーの
三重苦を背負った模範的ダメ人間
十日菊とももによる
空想と妄想をつづった日記です。
 

【俺認定】福岡の最ウマパン屋さん(2015/12/25更新)
総合:シェ・サガラ(久留米市田主丸)
丸パン:屋根に花壇のあるお店(早良区野河内)
白あんぱん:ノーミ(西区石丸)
惣菜パン:黒猫堂(中央区警固)
食パン:コウブツ(南区大楠)
コッペパン:うーぱん(南区大楠)
バゲット:シエルブルー(新宮町)
クロワッサン:エピドール(天神)
菓子パン、惣菜パン:ほのか(東区名子)
菓子パン、惣菜パン:ラ・タルティーヌ(大野城市下大利駅)

2024/05/02

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鉢の木

という南福島駅にあるお店の前がいつも行列しているので気になっていましたが、 時間が空いたので並びに行きます。

開店30分前に行くと5番目、開店時には10数人ぐらい並んでいました(札あり)。 順番にどんどん詰め込んでどんどん定食出しどんどん出ていく高回転型。 ランチだけの営業みたいですね。

メニューは生姜焼き定食一本。 生姜焼きというとショウガのしぼり汁につけた肉を焼いたヤツをイメージすると思うのですが、 ここはまったく違います。 肉に粉をまぶしてあげたものに豪快におろしショウガが乗っています。 これが生姜焼き。 焼いていないのでは、という気もしないでもないですが、インパクトは大。 がっつり食べたい人には大満足なんだろうと思いますが、年寄りにはちょっと。

定食1650円というのは福島相場からすると超高級。 (WEBで探すとコロナ前は1200円だったみたい) それでも行列が絶えないのだからファンがついているのでしょうね。

2024/05/03

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ダリと沼

福島県には死ぬほど良いドライブコースがいくつかあるのですが、裏磐梯はそのひとつです。 特に福島市からアプローチすると土湯峠を越えることになるのですが、それがまた気持ちいい。 、、、、のですが普通は。 しかし今レンタルしている激遅タントは上り坂で息も絶え絶えな感じでおとなしく登坂車線をへろへろ走って楽しくありません。 せめて思い通りに加速するくらいの出力は欲しいですなあ。 それでも標高が上がって徐々に気圧と気温が下がってくると思わず心躍ります。 バカと煙は高いところが好き。 福島市街を遠くに見下ろしながら土湯トンネルに入ります。 トンネルを抜けると猪苗代町、四方が山に囲まれていて、別の世界に来た気がします。 どっちを向いても山、という道をとことこ走るのも気持ちいい。

へろへろ走って諸橋近代美術館。 ゼビオ創業者諸橋廷蔵のコレクションが展示されています。 日本人が大好きなダリを多数収蔵していて、文化の香りがしない福島県における数少ない人を呼べる文化施設です。 「生誕120周年 サルバドール・ダリー天才の秘密ー」なる展覧会が開催されているのですが、 どんなテーマでもダリは常に出ているのでいつ行ってもいいと思います。 自分は三度目ですが、前回来たのは子供生まれる前なのでほとんど記憶がなく(痴呆老人)初見のように楽しめました。てへ。

おなか一杯になったのでどうしようかと思ったら 五色沼がすぐそばなのでついでに見ていくことに。 裏磐梯の今の明媚な景色は1888年の磐梯山噴火により作られています。 噴火により磐梯山の北側が崩壊、大量の岩雪崩が長瀬川をせき止め、 今ある数々の美しい湖や沼を形作りました。(死者477名) 五色沼は岩雪崩後にできた小さな沼の集まりで、 火山からの金属成分を多量に含み、また、 複数の系統がありそれぞれ混ざりあっって沼ごとに成分が異なり、 それが色の違いとなって現れているそーです。
が、それをきちんと認識できるのは美的センスに優れた人だけのこと。 ぼんやりしているオッサンにはどれも同じように見えます。 写真の青沼の一部が、確かに結構青いなあ、って印象を持ったくらい。 猫に小判豚に真珠。 まあそれでも山の中を歩くのはそれだけで楽しいものです。 昔は山歩きができるように山端に住んでいた時期もあったのですが、 子供ができてからは街中に住むようになったので山歩きはご無沙汰でした。 昔はよく歩いていたのですが、 なんかもう、子供ができると生活がまったく変わってしまうものですな。

五色沼の困ったところは、スタートからゴールまで山道で4qあることです。 急ぎ足で1時間ってところでしょうか。 帰りも同じ道を来るのはさすがにおなか一体なので乗り合いバスにのってスタート地点に戻るのですが、 このバスが1〜2時間に1本しかありません。 俺は50分待ち。まーマシな方なんでしょうかね。 たぶん、バス時刻表を確認した上でバスが出発する時刻に到着するようにして 車を止めた方と反対側をスタート地点にするのが頭の良いやり方なんではないかなあ、と思いました。

そろそろ帰ろうかと猪苗代町の市街地に降りていくと、 いつの間にか広大な道の駅ができていました。 道の駅猪苗代というのだそうです。 GWだからか大層にぎわっていました。 しかし猪苗代湖岸からは少し距離があってあんまし見えないのは残念無念。 その変わり磐梯山は良く見える場所でした。

2024/05/04

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道の駅伊達の郷りょうぜん

という道の駅が知らぬ間にできていました。 2018年に出来たようですね。 何もない田舎道にいきなりデーンと現れるのでビックリです。 こんなところ人が来るのか?と思いましたが、想像以上に繁盛しているようでよかったです。

伊達というと仙台を思い浮かべる人が多いですが、 もともとはここ福島県伊達市の領主。追い出されて仙台に行ったんですね。 伊達市は調子に乗って政宗ダテニクルというアニメを作っていて (アニメ制作はいわゆる福島ガイナックス)、 この怪しい人形とか不思議なデザインの自販機とかはソレもんみたいです。 何が売りなのかよくわからないというか、迷子な印象を受けますな。

しかし、金ありますね伊達市。 といってもまー福島市の道の駅ふくしまも2022年オープンだし、 昨日行ってきた道の駅猪苗代も2016年オープン。 最近道の駅が流行しているのでしょうか? 東日本大震災補助金景気とかですかね。 誰か詳しい人教えてください。

参照:道の駅伊達の郷りょうぜん

参照:3月24日 道の駅 伊達の郷 りょうぜん 開業!!

参照:政宗ダテニクル

2024/05/05

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エアコン

実家の俺の寝ている部屋のエアコンが壊れたので新しいのに交換します。 壊れたエアコンの銘板を見ると、なんと97年製。 壊れて当然というか、よく動いていたな今まで。

先日冬に帰省してきたときにエアコンかけて寝ていたら 夜中に寒くて目を覚まして風邪をひいていました。 風は出るのですが温風も冷風も出ません。 熱交換がお亡くなりになっていたようですので、もう寿命かと。

冬場の暖房には安価な代替手段があるのですが、 夏場の冷房はエアコン一択なので、稼働率が低いのですが買い替える他なく。 誰かエアコン代替手段を安価で発明してくれませんかねー。 あー、窓用エアコン、スポットクーラーという手もあったか。

2024/05/06

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日記

このところサボっていましたが、 1年分くらいの日記をまとめて書きました。 つってもネタ無いので大したものではありませんですが。

いい歳したオサーンになると日々家族のケアと子供の相手と仕事で100%埋まってしまうので、 なかなかWEB日記に書けるようなネタを作る暇もありません。 ワンダーな体験に出会ってもほぼ子供がらみなので、なかなか書けるものがありません。 子供をネタにできると書くことも増えるのでしょうけれど、 しかしそれだとただの親バカバカ日誌にしかならないし。

老人になると保守化する、っていうのは、感覚的によくわかりますな。 俺ももうすぐ、日本の伝統を破壊すり夫婦別姓反対!!とか言うようになるんだろうなー。

2024/05/07

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宮台真司最終講義

だそーです。 東京都立大を退官するそうで。 最終講義と言っても例のごとくお座なりな昔話で、 あんま見る必要は無いと思いますが。

過去に何度か書いているけれど 宮台真司の「まぼろしの郊外」という本をを読んで蒙を啓かれた経験があります。 この本と出合ったことが、今の私の人生に大きな影響を与えました。 なので宮台真司は俺の人生の師匠のひとりに数えています。

そのころの俺はアホな理系の人によくある素朴な実在論者、人間機械論者でした。 そのとき私が不思議に思っていたのは、学校では男女平等と教わってきたけれど、 なぜ大人の女の人には主婦が多いのか、ということでした。 経済合理性がなさそうな選択をなぜ女の人はするのか? この疑問にどうやって切り込んだらいいのか、当時の自分はそういうツールを知りませんでした。 上野千鶴子も勧められていくらか読んでいたのですが、文庫本ばかりで主著は読んでいませんでしたね。 そんなとき読んだのが宮台の「まぼろしの郊外」です。 郊外ってなんだ?と思って本屋でたまたま手に取りました。 この前書きで宮台は、社会学とはどういう学問であるかを簡潔に説明しているのですが、 これを読んで世の中を理解するためのこんな素晴らしいツールがあるのか、と大変驚きました。 また、この本で扱われている「郊外」というキーワードも非常に重要で、 当時の世の中を説明する重要なファクターでした。 そういうものを抽出できる調査力と分析力、それを万人(?)に届ける影響力、プレゼン力。 社会学者ってすげえと心の底から思いました。 また、前述のとおり上野もいくらか読んでいたのですが、 社会学というフレームを知ることでその重要性がとてもよく理解できました。

単にお前が無知なだけ、と言われるとそのとおりなのですが、 これまで社会学に触れる機会がなかった(あるいは触れていても気づいていなかった)というのは、 世の中の常識のあり方として非常な損失なのではないか、と思いました。 常識というか、学校教育なのかな? もっと早く、10代のうちにこういうフレームを知っていたら、 自分もこんなにアホちんにならずに済んでいたのではないかなあ。

これ以来、私に見える世の中が変わりました。 この社会がどういう仕組みになっているか、その背後にはどのような構造があるのかが気になるようになりました。 また、趣味で社会学の著作を読むようになりました。 上野千鶴子もたくさん読みまして今では千鶴子たんの大ファンです。 福岡に講演に来るときには(だいたい平日なのですが)仕事サボって聞きに行きます。 ジェンダー論というのは社会のアタリマエに疑問を差し挟むという社会学の作用の典型だと思います。 また社会学の成果を使って世の中を変えていく活動としても広く認知されており情報も多く、 非常に勉強になる題材だと思います。

まあ要するに言いたいことは「社会学はいいぞ!」「社会学は面白いぞ!」ってことなんですけどね。 もちろん社会を考えるに際して使えるツールは社会学だけではないです。 ないですが、しかし社会学は第1選択〜第2選択だろうと私は思うのです。 俺はエンジニアなので工学的な視点から説明しようとすると、 例えばホモエコノミクスだったり素朴実在論だったりに依拠しちゃうんですよ。 しかしそれってこう、ニンゲンとして大切なものを捨象して単純化したモデルをこねくり回しているダケなんですよね。 それで満足しているのは独り善がりのアホちんなんだよね、 と当時の自分を反省して恥ずかしくなって穴があったら入ってみたりするのです。

参照:宮台真司氏 最終講義

連絡先:tomomo_tokagiku(a)yahoo.co.jp

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履歴
2005.01.05 前日記閉鎖
2005.01.16 CDSネット上の日記開始
  http://www10.cds.ne.jp/~tomomo/
2008.08.03 superloser.org上の日記開始
  http://www.superloser.org/
2008.09.30 CDSサービス終了