Japanese text only. (CSSあり版)
バカアニヲタヒキーの
三重苦を背負った模範的ダメ人間
十日菊とももによる
空想と妄想をつづった日記です。
【俺認定】福岡の最ウマパン屋さん(2015/12/25更新)
総合:シェ・サガラ(久留米市田主丸)
丸パン:屋根に花壇のあるお店(早良区野河内)
白あんぱん:ノーミ(西区石丸)
惣菜パン:黒猫堂(中央区警固)
食パン:コウブツ(南区大楠)
コッペパン:うーぱん(南区大楠)
バゲット:シエルブルー(新宮町)
クロワッサン:エピドール(天神)
菓子パン、惣菜パン:ほのか(東区名子)
菓子パン、惣菜パン:ラ・タルティーヌ(大野城市下大利駅)
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今朝の朝日 「国産ジェット生産開始」9/30より三菱重工大江工場。 ガンガレ。
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所要で竹下通りを通ったのですが、 なんか一眼レフを首から下げた観光客風の 原宿ファッションとは縁の無さそうな小太りのオッサンが やたら沢山居るのですが、これは一体何なんでしょう。 ここは観光名所になっているのでしょうかね?
今朝の朝日「ブックカフェ安らぐ秋」 に会話禁止の喫茶店が紹介してあります。 高円寺アール座読書館。蔵書1000冊でコーヒー一杯600円ほど、 客滞在時間2〜3時間、10〜30人/日。 コーヒーを飲みながら購入前の本が読めるお店として、姫路の井上書林。 「立ち読みお断り」だったのが 「大型書店やネット書店に客足を奪われるように」なって方針変更とのこと。 また、同じくスターバックス併設のツタヤも紹介されていますね。 横浜だとみなとみらい店がそうですが、 俺は利用したことがありません。
大型書店やネットに対抗するために
立ち(座り?)読みを許容するようになった井上書林の話に関連して、
先日、内田樹「街場のメディア論」を読みました。
ここで出版文化が相手にするべきは「消費者」ではなく
「読書人」である、と指摘されています。
そのためにはまず読書人を増やす必要があり、
読書人を増やすためには無償で本に触れる機会を増やすべきだ、との主張です。
なるほど、確かに俺らは
ある日突然狂ったように本を読み出したわけではありません。
それはそれと、小田光雄「書店の近代」を現在読んでいます。
日本の書店や取次ぎの近代史なのですが、
円本の登場する1920年代で業界が変わってしまったことが描かれています。
円本というのは、恥ずかしながら私は知らなかったのですが、
1冊1円という当時としては非常に安価で売られた本で、
ここから出版界は大量生産薄利多売に舵を切ることになります。
これはすなわち、
メインターゲットを「読書人」から「消費者」に切り替えた
ことに相当するのではないかと。
すなわち、「読書人」を相手にすべきという内田樹の提案は、
業界にとっては100年ほど時間の針を戻せと
言われていることに等しいのではないでしょうか。
それだと確かに出版業界は(規模を縮小した上で)存続するでしょうけれども、
食えなくなる人を沢山生み出してしまうでしょうね。
それはそれとして「街場のメディア論」は面白かったです。
これ読んで面白いと思った人は次に
「寝ながら学べる構造主義」を読んでみると解りやすいのではないかと。
同じく今朝の朝日 「新型輸送機「オスプレイ」配備計画 普天間新たな火種」 2010/9/11にちょっと触れましたオスプレイについて解説されています。
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所要で横浜に行きましたら
YOKOHAMAトレインフェスティバル2010(PDF)なるものをやっていました。
子供達が楽しそうに群がっている中に
いい年した大人も沢山混じっていて微笑ましいです。
所要で元町に行きましたら
ドッグフェスタ(PDF)なるものをやっていました。
普段から犬連れが多い街ですが、今日はお犬様の大行列が。
インプレッシャが車検から戻ってきます。
さようなら諭吉さん。
一年ほど前からスローパンクしていて
どこから漏れているか解らなかったのですが、
車検ついでに外してもらったら
ホイールのリムに錆が出ていてデコボコしているのが見つかりました。
ペーパーをかければマシになるかも知れないけれど、
根本的にはホイール交換しか無いとのこと。なんだかな。
まーバーストにつながるもんではないのでとりあえずは安心ですが。
しかし、今回ラジエータ交換も錆のためですし、
そういえば二年前の車検時にマフラーに穴空いて交換しているし、
どうやら錆が最大の敵になりそうですな。
確かに下回りはだいぶ赤くなっていますし。
でも、錆で廃車コースってあまり思いつかないのですけれどね。
「ガタピシ車で行こう」を読んでいても床に穴が開く程度のような。
細かいところ気にしなければ結構持つかも知れません。
hoge師匠
2010/09/26の日記、
岡山市民にクラスチェンジ、無事済んだようでよかったですね。
民主党政権の問題として外交能力が無いことがあげられていますが、
現行の選挙運用の下では外交能力って育たないと思うのですよね。
なぜなら、選挙区選挙では外交能力は集票に結びつかないから。
遊んでいても投票できるだけの地盤があって初めて
外交政策にリソースを割くことが可能になります。
エゲレスはそれに自覚的に選挙区配分を行っていて、
政策屋は地盤の強いところに、
選挙屋は地盤の弱いところに配置する、
ということを行っているそーですが。
もちろん現在のヌッポンのように
各地元がバラバラに中央から利益の綱引きを行っている状態では
選挙区を移ることのリスクが大きく実現は難しいわけですが。
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今売り日系ビジネス
「観光開国第四回 聖地巡礼にファン萌える」。
とりあげられているところは
秋葉原、鷲宮神社(「らき星すた」)、
道東(「狙った恋の落とし方。」)、
秋田県(「アイリス」)、
鳥取県(「アテナ:戦争の女神」)。
鷲宮町商工会がグッズの版権管理も手がけているそーです。
汗をかく人が居ないとなかなか新しいことはできませんわね。
100年一日のごとく同じことを繰り返していたら食える、
という幸せな世の中が失われてしまったので、
儲かる仕組みはこうです、というビジネスモデルを考える人や
そのためには貴方は何をする、貴方は何をする、
というブレイクダウンをする人が必要になったわけですが、
しかしそういう新しいスキルを持った人が総取りしてしまうと
世の中回っていかないわけで、
多分公共性という要素がそこには必要なんだろうなと。
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取り調べの録画、最高検に要請 前特捜副部長の弁護人、 佐賀元明前特捜部副部長が取り調べの全過程を録画するよう主張しているそうで。 検察は今まで取調べ可視化要求を華麗にスルーしてきたのに、 自分の身に累が及んだ途端可視化要求。
検察の取調べを受けた経験のある検事として緒方重威元検事が有名ですね。
取調べがあまりに強烈で自らの意に反し嘘の自白をしてしまった、
として裁判で調書の供述を否定したそうですが、
事情知っている元検事ですらそうなのであるからいわんやパンピーをや。
日米地位協定というものがあります。
ここでは、犯罪を犯したことが明白であったとしても
起訴前は米兵の身柄を日本側に渡さなくてもよい、
ということになっています。
この不平等性が問題になることがありますが、
しかし日本の現状を知っている人からすると、
これは仕方が無いなあ、という感想です。
これはそもそも、日本の警察、検察制度が
先進国基準で見て非常に後進的であることに起因します。
例えば、スピード違反をしたことが明白だったとして、
北朝鮮の警察に捕まってもいいですか、
という問いを考えると解りやすいでしょう。
北朝鮮では何されるかわからないから自国(日本)の警察に捕まえて欲しい、
と考える人が多いのではないかと思います。
多分、米国から見た日本の警察、検察は、
日本から見た北朝鮮と同じような感じなのではないかと思います。
日本では逮捕時点で起訴とは関係なく22日間拘留でき、
取調べは密室で脅迫めいたプレッシャーを受け続けます。
これを人権を保護された状態と言うことは難しいでしょう。
一旦調書を作られてしまうと裁判でそれを覆すことはまず不可能で、
起訴後の有罪率は99.99%。
これでは司法(=裁判所)は検察の味方としか思えず、
裁判が公正であると信じるのは困難でしょう。
しかもメディアはそれを問題視しておらず、
むしろ逮捕イコール有罪を前提として報道しているように見えます。
日本では推定無罪原則が適用されていないのは明らかです。
このような国で、誰が司法制度のお世話になりたいと考えるでしょうか。
とか考えると、地位協定における被疑者の保護は、
自国民の人権を守るべき米国としては当然の要求だろうと思うわけです。
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今朝の朝日「青鉛筆」
ヤギの九太郎という人が
JR海ノ中道駅駅長に就任したことが報告されていますが、
「紙だと食べたときにおなかをこわすから」ということで
辞令は紙ではなくパン製とのこと。
ヤギが紙を食べるとおなかを壊すとはこれ如何に。
ウィキペディアによると
昔の紙は純植物性だったが最近の紙は混ぜ物が多いのでダメ、
とか書いてありますね。
なんか、世界って気が付くと取り返しの付かない変化をしているおであるな、と。
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今朝の朝日
「霜降り偏重で多様性低下」、
和牛の9割は黒毛和牛。
牛肉輸入自由化の影響で
単価の高い霜降り肉にシフト。
平茂勝という有名な種牛が居て、
2000年に登録された6万4千頭のうち1万6千頭が平茂勝の娘とのこと。
多様性が急激に失われていることを指摘。
俺らは、生物は工業製品なんかに比べれば変化が遅い
(ので工業製品ほど神経質に変化を警戒する必要が無い)、
というイメージを持っていますが、
あんまりそうも言っていられない世の中になっていますな。
同じく今朝の朝日 「「FT-86」、12年春デビュー」 1年半も先ですが、 「若者が買いやすいように、 価格はスポーツカーとしては低めの250万前後に設置する方針」 とのこと。 つうか250万って買いやすい値段なんでしょうかね? インプレッサGTが260万であることを考えると、 何でノンターボ2駆で250万なんだ、って気が。 ロードスターが1989年で180万くらい。 まあ多分、口では色々言っても ヌッポンで売ることはあんまし期待していないのでしょうけれどもね。 CR-Zの国内価格226万、北米価格1万9200ドルというのも 何だかなって思いましたが。
リーマンダッシュで田舎に帰ります。
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今朝の読売「中国民主活動家に平和賞」
ノーベル平和賞が政治情勢から独立していると信じている人は居ないと思いますが、
明らかに釘を刺しておこうという意図が明らかですな。
平和賞に何か実効性があるかというと難しいところがありますが、
まあ調整が面倒になったくらいの効果はあるのではないかと。
ヌッポンからすると丁度尖閣諸島が話題になっている時期なので
関心を集めますけれど、
海外的にはどういう受け取られ方をしているのでしょうかね。
尖閣問題も中国側からすると、
微妙な時期に面倒起こしやがって、という気分なのでは。
同じく今朝の読売
「ヤフー、白河に進出へ」
データセンター建設で投資規模数十億円2012年完成。
増設で数百億規模になることをキボンヌ。
雇用規模は清掃や警備で20〜30人。
これが地方面のトップを飾るのが福島県。
横浜と比較すると、景気の良さの違いがよくわかりますな。
それにしても白河への首都機能移転ってどこに行ったのでしょうかね。
夕方TUF(テレビユー福島,TBS系)のニュースを見ていたら
千葉前法相が出ていて、FD捏造問題に関連して、
東京地検に対抗してこのような問題を起こしたのであれば
大阪地検はゼロベースで考え直さないといけなのではないか、
というようなことを言っていました
(テレビは記録に残らないので引用に困りんぐ)。
大阪地検内の問題に矮小化したい検察の意を受けた発言ではないかと。
法相時代に情報チャンネルが狭められてしまっているのではないでしょうかね。
あるいは、番組の方で大阪地検の問題であると
印象付ける発言だけを編集しているか。
ここらへんは視聴者には判断の付かないところです。
手の内を知っていると思われる大坪弘道前特捜部長の
「最高検の『筋立て』は作られたストーリーだ。事実と異なる」
発言に関連するのでしょうな。
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最近はじまった連続テレビ小説「てっぱん」のオープニングが気に入っています。
通りを埋め尽くす人がみんなふしぎなおどりを踊っているのは圧巻です。
お前らいったいいくらMP吸い取れば気が済むんだよ、って感じ。
それにしても尾道の風景がいいですな。
以前から尾道に行きたいと思っていたものですが、
西日本はちょっとハードルが高いなあと思っているうちに
出不精なヒトとケコーンして旅行機会激減。
一度俺だけが休暇のタイミングで
相方を置いてひとりで旅行に出たことがありますが、
まー二度とやらん方がいいだろうなあという結果。
独身なヒトは今のうちに変なトコロはすべて行っておけ。
連続テレビ小説てっぱんオープニング公開
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リーマンダッシュで田舎から出勤。 始発の新幹線は週始めにもかかわらず 疲れきった様子のオッサン満載でステキな雰囲気です。 オッサンガンガレ。
この連休は相方を置いて田舎に帰っていました。親の介護のためです。
普段はおかんがおとんを介護しているのですが、
おかんが用事で留守にするので代わりに俺が介護に行きました。
というわけで行楽地へ向かう車の渋滞激しいこの連休、
俺は何をするでもなく、
朝御飯作って食わせて掃除洗濯して昼御飯作って食わせて買い物行って夜御飯作って食わせて入浴させて寝かせる、
という生活を送っていました。
一日だけ一泊だけならこれまでも何度かありましたが、
まる三日というのは今回が初めてです。
しかしこの生活ってよく考えますと、
子育て中の主婦の生活とだいたい同じなのではないでしょうかね。
この生活を三日間してわかったことがいくつかありまして、
ここで3点あげておきます。
(1)家に居ると何かと頻繁にインターラプトが入り集中する時間がとれません。
自由になるまとまった時間は買い物中と寝かせた後しか無いです。
子供のころ、おかんが皆が寝静まってから読書をしていたのを思い出しました。
早く寝ればいいのにと思っていましたが、
他に自由時間が無かったのっでしょうね。
(2)この生活はかなりストレスがありません。
毎日仕事していて、しかも俺はかなりのんびり仕事している
サラリーマンは気楽な商売派だったのですが、
それでも家事している方が楽です。
まあこれは、
同じことを反復することに執着するパラノイア的な俺の性格に
依存するところが大きいのではないかという気もしますが。
もっともこの生活が続けば、単調さであるとか閉塞感であるとかの
仕事とは違った心労が出てくるのでしょうけれども。
(3)調味料の加減は実績のあるレシピに従うべき。
味見をすればいいと思うかもしれませんが、
なんか知りませんが調理中に味見をすると、
まーいいんじゃないかな、と思ってしまうエラー率が非常に高いような気がします。
自分で作っている最中のものは冷静に判断できないのではないでしょうか。
プロジェクトが修羅場になると判断ミスが増えるのと同じような感じではないかと。
なので味見に頼らずレシピに従った方が問題少ないと思いました。
つうか俺、結構主夫できんじゃね、って思いました。
リストラされたら相方に食わせてもらうことにします。
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今朝の朝日天声人語によりますと、
「あから2010」が清水女流名人に勝ったそうですな。
ディープブルーから13年、
当時は将棋はチェスよりもはるかに複雑だから
人間に勝つのはだいぶ先、と言われましたが、
思えば遠くに来たものですな。
まだ最強の人間に勝ったわけではないので先はありますが、
まあそんな先の話じゃないだろうという気分。
個人的に思うところは、
ディープブルーは専用ハードを持っていたのに対し、
今回のシステムは汎用アーキテクチャベースのクラスタマシンという点。
専用ハードが要らないというのは、
ものづくりに関わっている者としてはなんとも寂しい限り。
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今朝の朝日
「地上の妻と抱き合った」
チリ鉱山事件の救出をトップで伝えています。
政治的背景が皆無とは言い難いとは言え、
暗い題ばかりだった最近では久々に嬉しいニュース。
閉塞状態を耐えるために必要なのは強い統制ですね。
パニックになったりして能力を効率的に運用できなくなれば
助かるものも助からなくなります。
もちろんリーダーには他の人の何倍ものストレス耐性と
知恵が求められるわけで、
70日間集団を率いたヒトには心からの賞賛を送りたいです。
英雄と呼んで差し支えないかと。
同じく今朝の朝日 「リニア新幹線直線で決着へ」 つうか、直線じゃない可能性があると少しでも思っていたのは 長野県民だけではないでしょうかね。
同じく今朝の朝日「ひと」まつもと泉。 1999年から脳脊髄液減少症だそうで。
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今朝の朝日
「ビジネス書を楽しむ」が熱いです。
「本音で闘う経営者の「演歌」」小宮一慶。
筆者は二種類のビジネス書を書いているそうで、
ひとつは仕事に役立つ知識を教えるもので一部上場企業リーマン向け、
もうひとつは経営の原則や人生論を説くもので中小企業のオーナー向けとのこと。
儲けようという動機を
「社会に貢献する」というレベルに引き上げるのが目的だとか。
また、ビジネス書が同じような内容であることについて、
「人間はぶれるから」
何度でも同じことを繰り返しインプットすることに意味がある、
との主張。
「夢の世界に遊ぶ「恋愛小説」」唐沢俊一。
ビジネス書は成功体験を夢想することが目的の
「ビジネスマン向けのハーレクイン・ロマンス」で、
はまる読者は「現実に対して不満を抱いている人たち」との指摘。
最近は「陰謀本とビジネス書を同じ人が買っていく」そうで、
時代の閉塞感を示しているとのこと。
同じく今朝の朝日、
新聞週間特集「欧米ネット課金じわり」、
ネット有料新聞の走りである
アーカンソーデモクラティックガゼット(18万部)と
アルバカーキジャーナル(26万部)がとりあげられています。
部数3〜4割減が普通の米国で、
10年前と比べて部数を落としていないというのが「成功」だそうです。
ADGは無料公開で広告費で稼ごうとしたが収入が増えずに仕方なく、
AJは、自分達は対価に値するだけの情報を生み出しているという
「哲学的な判断」で有料化したとのこと。
両者に共通した問題は、
紙新聞をとらないネットだけの有料読者は数千人程度で
商売として成立していないこと、
30代以下の新聞離れが顕著なことだそうで。
俺らはネットでニュースを見ることは結構フツーになってしまっていますが、
もちろんニュースはタダで発生するわけではなく、
ニュースを作っているヒトが居てその給料が必要なわけです。
多分、無料配信広告収入モデルというのは言い訳で、
これまではネットという未知の市場への投資、という側面が強かったと思います。
具体知的には、
有料で紙新聞をとってくれるロイヤリティの高い読者の金を元手に、
無料でネットを見るロイヤリティの低い読者に
ニュースをタダで配っていたわけです。
これでネット読者が次第にロイヤリティが高い良い読者になってくれれば
投資は回収されるのでしょうけれど、
これが一度手に入れた無料ニュースを既得権と見なす
単なるフリーライダーだったりすると、
チキンレースの果てに助かるラインを全員で踏み超えてしまった、
という最悪の事態が待っているだけです。
2010/10/2に内田樹「街場のメディア論」の主張を取り上げましたが、
新聞も適正規模に縮小すればいいだけの話なのでしょうけれども、
やはり「今の人達が食っていけるかどうか」という問題が大きいなと思います。
景気がよければ他に食い扶持があるので快く椅子を空けてくれるのでしょうけれど、
不景気の続く現在ではなかなかそうもいきません。
うまい退場口を用意するのは、いったい誰の仕事なのでしょうかね。
この日の日記へのリンク http://www.superloser.org/index.cgi?d201010#16
料理が趣味の相方がかっぱ橋に行きたいというので行ってきます。 かっぱ橋というのは飲食店向けの卸問屋が集まった街で、 ここに来れば食器や調理器具は言うに及ばす、 ユニフォームやショーケース、家具やリフォーム、 弁当パックや割り箸の大袋から食品サンプル、 のぼりにポップに看板まで何でも揃います。 もちろんフツーの人は飲食店経営するわけではないので ほとんどは直接は関係ないのですが、 でも眺めていると俺の知らない世界なのでなかなか面白いです。 お弁当のパックは何円なんだなー、とか。 しかし周囲を見ても積極的なのはやり奥様の方で、 お店の前で手持ち無沙汰にしているオッサンの群れに紛れて時間をつぶしたり。
浅草の仲見世通りなるものを通って浅草駅まで戻ります。 初めて見ましたが、 非常に観光地化していてあまり趣が無いような気が、、、。
相方の趣味は料理の他に
ビーズアクセサリー作りがあるのですが、
その材料を買うとのことで浅草橋へ行きます。
なんかビーズだけ沢山売っているお店がいくつかあって、
そこをまわって目当てのものを探しています。
何と言いますか、秋葉原まわって自作PCを組むような感じでしょうかね。
かっぱ橋もそうですが、こういう専門店街が形成されているというのは
よく考えると非常に文化的なことなんではないかと。
相方は東京の東側(銀座築地浅草など)には慣れ親しんでいるようなのですが、 西側(渋谷新宿池袋など)はごちゃごちゃしていて好きではないとのことで、 あんまり同世代とは思えなかったり。
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所要で横浜に出ますが、 最近やたら他県警の姿を沢山見かけます。 横浜駅のあちこちに居るので。 やましいところのある俺は目を逸らすのが大変なんですけど。
そごうの双葉亭というところで飯を食ったら米が不味くてへきへきします。 最近我が家の米のレベルが上がっているのですが、その影響だとしたら、 なんか美味いものを求めてわざわざ不自由な体になっているような気が。
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今朝の朝日 「出世志向の恋人はイヤ」 恋人にしたくないタイプとして出世志向が4割、 報酬志向19%、まわりの評価を気にする17%とのこと。 JTBモチベーションズ調査、20〜40代会社員618人対象だそーですが、 これってJTBモチベーションズが伝えたい結果なのかという気が。 朝日フィルタがどれくらいかかっているかが気になるところ。
同じく今朝の朝日新聞「死刑の世界地図」、
死刑廃止95国、
通常犯罪で廃止9国、
事実上廃止(10年以上執行されていない)35国、
死刑がある58国。
通常犯罪で廃止、というのは、
軍法上の犯罪など例外的な犯罪のみ死刑があること。
世界地図が色分けされています。
そのうちこういうのを作ってみたいとは思っていたのですが。
死刑が残っているのはアジアとアフリカの東半分。
地域に強く依存しているように見えますな。
アメリカも残っていますが、全部の州で廃止されていないというだけの話。
同じく今朝の朝日「「群集」の出資で取材。米国発の新たな記事づくり」。 取材テーマを掲げて取材費を募るWEBサイトがあるそうで。 内容が偏らないようにひとりが出資できるのは2割未満に制限されているとのこと。 メディアの凋落が言われていますが、 メディアの役割を、ジャーナリズムが食える環境を維持する、 と定義するのであれば、こういうのもアリなのではないかと。
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気が付くとケコーンしてから丁度2年になります。
ついでなのでケコーンしてよかったことをひとつ書いておきます。
ミコーンの人の参考になるかも知れませんし。
ケコーンして良かったことは、何と言っても生きるのが楽になった、
ということです。
ヒトリモンのときは、俺は今日は何をしたか、充実した一日だったか、
ということを毎日考えていました。
まあ、充実した一日イコール日記のネタが見つかった日、
なので他のヒトから見れば全然ショボイことなのですが、
それでも俺の中では重要な基準でした。
だらだら過ごしたり風邪で寝込んだりして空虚な一日を過ごすと
後で非常な自己嫌悪が襲ってきました。
アウトプットがある人生が良い人生、と、そう思っていたのでしょう。
ところがケコーンすると、人生観がまるで変わります。
アウトプットが何も無くても、相方が楽しそうだったら、まあいいか、と思うようになります。
ひとつのポイントとして、
とにかく家事に割く時間が多くなりました。
家事は無償労働の代表で、価値あるものと思われていません。
単調ですし毎日やっても終わりがありませんし、
クリエイティブさであるとか効率であるとかを重視する立場から見ると
正直嬉しい作業ではありません。
もちろん俺もヒトリモン時は家事は好きではありませんでした。
ですが今は、家事によって相方が快適に過ごしているのであれば、
まあいいか、と思うようになります。
自分の人生がどのように充実しているか、ということは、
相方が楽しそうかどうか、ということに比較して優先度が低くなります。
解りやすい表現をすると、
自分はこのヒトのために生きればいいのだ、ということが明らかになることにより、
何のために生きるか、という問いから開放されるのです。
そう考えると、自分のために生きる、ということは結構しんどいことだったんだなー、
と後になって解ります。
ヒトリモンは、ケコーンにはどういう価値があるのだろうか、
なぜヒトはケコーンしていくのか、という問題について
色々と思い巡らすわけですが、しかしその答えは何も難しいことではないと思います。
単純に、ラクだから、ということなんではないかと。
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今朝の朝日
「市議 実働1354時間 年収770万円」
会津若松市が市議報酬の根拠を出したとのこと。
年間労働時間に市長の時給をかけたものだそーです。
会津若松市の調べによりますと
人口10万〜20万程度の市議報酬は最低31.2万〜最高62万/月。
それよりも俺が気になったのが、
市長の勤務日数は345日/年、という点。
休日は二週間に1日という計算になりますね。
公務員だからといって休暇がきっちりしているわけではないのですね。
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今朝の朝日
「「果汁100%」カルピス、ブドウジュース発売中止、1%足りなくて」
発酵果汁を1%加えていたのでJAS法違反。
表示を訂正するには時間がかかるため発売中止、廃棄とのこと。
「伝染るんです」にあった96%ジュースってこんな感じでしょうか。
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久々に先輩宅にお邪魔してお昼ご飯をいただきます。ウマー。 お子さんの学習机が増えていて、時の流れを感じます。 なんと言いますか、子供のイベントスパンって大人と違って短いですから、 多分子供居ると居ないとでは時間間隔が違うのだろうなと。
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パン屋さんめぐりをしている俺としては
一度は行ってみたいと思っていたパン屋さん「Zopf」に行ってきます。
常磐線に乗って千葉島に入り、北小金から徒歩30分弱くらいの住宅街、
お店にたどり着いてみると確かに行列ができていました。
ざっと20人超。へこへこと行列に並びますが、だいたい30分ほど待ちました。
結構駐車場があるみたいです。
Zopfは最近出版されましたぴあMOOK「東京のおいしいパン屋さん」で
「行列のできるパン屋さん」にとりあげられています。
(他は、新中野「ミルクロール」、洗足「ワルンロティ」、船橋「ピーターパン」)
しかしパン屋さんで行列を作るというのは非常に難しいです。
今まで色々なパン屋さんに行きましたが、
常時行列しているのは横浜そごうのメゾンカイザーくらいしか知りません。
パンというのは作るのが結構大変で、
人手を使っている限りなかなか量産は利きません。
パンの種類が少なけれ生地を大量に作ればよいので
なんとかなりますが、菓子パン、惣菜パンなど種類を作ろうとなると
人手が絶対に必要です。
なので、こだわりのある美味いパン屋ほど売るものが少ない、
ということになりますので、
そもそも行列するほどお客さんが来ることが無いのです。
それに対しZopfは、売り場は狭いのですが、
スタッフ30人で24時間体制を敷き
多品種生産を可能にしているそうです。
ちなみにパンの種類は上記ムックによると300種類。
これが行列のできる理由でしょう。
ちなみに町のパン屋さんで規模に不釣合いに
菓子パンや惣菜パンが多く並んでいるお店があります。
そういうところは自分のところで生地から作っているのは食パンくらいで、
菓子パンや惣菜パンは冷凍パンを買ってきて焼いてるところが多いです。
さてパンの評価ですが、結構うまいです。
食パンは非常にシンプルで、他の具材との相性も良さそう。
またクロワッサンのサクサク具合はなかなかのもの。
近所だったら贔屓にすると思いますが、しかし往復6時間かけて行くか、
というと、正直もう行かないだろうと思います。
一方、相方は非常に気にいったようです。
俺はパン生地の美味さを重視しているのですが、
相方はサンドイッチの評点が高く、
焼豚と人参サンドがヒットだったみたいです。
今朝の朝日「介護食レストランで」
ホテルメトロポリタンエドモンドのフォーグレインでは
事前に予約すればフルコース料理を介護食
(ムース状にするなど飲み込みやすい形態)にして出してくれるそーです。
まじめな話、これからジサマバサマがわんさか増えていくのであるから、
ジサマバサマが幸せな世の中になってもらいたいものですね。
単に金を出すというのではなく、
ジサマバサマをはじめ弱ったヒトのための選択肢が増えるといいなと。
同じく今朝の朝日「おやじのせなか」富野由悠季。
兵役逃れのために技術者になり特攻兵器の試作に関わり、
戦後中学教師になったことを「落ちぶれた」と表現する父親を肯定できず、
「僕は父みたいにならないよう、夢中で働くだけだった」とのこと。
そういえば昨日先輩からお借りしてきた福井晴敏
「機動戦士ガンダムユニコーン」読み始めたり。
モビルスーツを文章で説明されても
イメージがまったく沸かないのが困ったところです。
同じく今朝の朝日「認知症患者の介助ロボ開発」
国立障害者リハビリテーションセンター研究所の「対話型情報支援システム」で、
ブツはNECのパペロ。
認知症にヒトに注意や行動を促すそーで。
認知症者の自立行動を促す情報支援ロボットを開発
―独居認知症者の生活場面での実証に成功―
国立障害者リハビリテーションセンター
コミュニケーションロボット「PaPeRo」が
国立障害者リハビリテーションセンター研究所の「対話型情報支援システム」に採用NEC
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今日のクローズアップ現代「増殖する監視カメラ」。
犯罪対プライバシーという解りやすい切り口で紹介されていました。
これはパンピーに解りやすくしているためで、
監視に関する議論のポイントはそんなところにはありません。
ここ読んでいる暇人な方には説明は不要と思いますが、
監視とはすなわち社会設計の問題ですね。
話を解りやすくするために最初に選択肢をあげておきますと、
(1)監視の不要な社会を作るか、
(2)監視を市民がコントロールする社会を作るか、
(3)必要に応じて自由に監視しまくりな社会を作るか、ということです。
私の認識だと、(1)は不可能です。 監視社会化を止める、あるいは逆に非監視社会化する、 ということが可能かというと、非常に困難です。 それは、監視社会の進展は何によってドライブされてきたか、 を考えると解ります。 監視社会化を促進してきたのは教育コストの削減です。 一度下がった教育コストを再び増加させることは容易ではありません。 例えを述べると、 自動炊飯ジャーがある社会の人が釜と薪に戻れるでしょうか? 全自動洗濯乾燥機がある社会の人が洗濯板に戻れるでしょうか? ということですね。特に忍耐強いヒトでなければ無理でしょう。 なお、上記で教育コストというのは金の話ではありません。 人をまっとうな人として育てるために必要な社会のコミットメントのことです。
理解のために背景を説明しておきます。 近現代の社会変化について、 (a)フーコーの規律社会→ (b)ドゥルーズの管理社会→ (c)ライアンの監視社会、という流れがあるのはご存知のとおりです。 これらは社会がどうやって秩序を保っているかという観点であり、 それを簡単に説明すると (a)訓練により人をまっとうに育てることで社会を保っていたのが、 (b)人を制御する技術が開発されることにより 人がまっとうでなくとも社会が保てるようになり、 (c)さらにITが人の制御を低コスト化した、という流れになります。 こうなってしまうと、人はまっとうである必要が無くなります。 社会の側に人を訓練するインセンティブが無くなります。
以上より、監視社会を否定することは徒労でしかない、というのが私の認識です。
だから監視社会を前提とした上でどういう社会を作っていくか、
という点が問題なわけです。
その大きな選択肢が(2)市民がコントロールすべきか(3)自由にまかせるべきか、
という選択です。
(2)は欧州、(3)は日本、9.11以降の米国、途上国にあたります。
どちらの社会を是とするかは
それぞれの社会が決めるべきなので両方存在しても問題は無いのですが、
しかし日本の場合はその議論がなされていないという点に非常な危機感を覚えます。
公共空間の監視について以前、
初期に杉並区がガイドラインを作成したことがありました
(「杉並区防犯カメラの設置及び利用に関する条例」2004年)。
これが日本のデファクトスタンダードか、
少なくとも議論の叩き台になるだろうと当時は言われていましたが、
しかしその後の展開は、ガイドライン無き公共空間監視の氾濫でした。
さらに今回のクロ現では警察が公共空間である道路を
カメラ画角におさめることを推奨していることが明らかになっています。
おいおい、これ放送していいのか、と思った人も居ると思うのですが、
これについては、警察的にはヤバイことをしているという意識が無い、
ということなのでしょうね。
さて、今回クロ現を見ていて
(b)と(c)の違いとして際立っていたことがひとつあります。
それは監視カメラを設置する方と監視される方と、
監視の正当性/不当性の説明責任がどちらにあるのか、
という点です。
(b)ドイツでは監視カメラを設置する側に説明責任があり、
(c)日本では監視カメラに文句を言う側に説明責任がある。
後者は具体的には、監視カメラに反対しようとすると、
何かやましいことをやっているのではないかと疑われる、
ということを指します。
やましいことがなければ監視カメラに反対する理由が無い、
と考えられているということです。
さらに言えば、
監視カメラに反対する理由を説明するのは非常に難しいです。
なぜか。それは説明を受ける側が無教養だからです。
上にあげたライアンの議論、共同体の議論、政治哲学の議論、
ソーシャルアーキテクチャの議論、
そのようなことを踏まえた上で、
監視カメラがに頼った社会は好ましくない、
というのが監視カメラ反対派のロジックなのです。
しかしですね、これを理解できる人がそもそもいないのですよ。
相手に説明を理解する能力が無いのであるから、
説明責任を果たすことは困難、というか不可能です。
すなわち、次のように言えると思います。
(b)と(c)を分ける大きな原因は民度である、と
(より正確に言うと、(b)は必ず民度が高いが、
(c)だからといって民度が低いとは限らない。
議論の結果あえて(c)を選ぶということがあり得る)。
ここから、日本人は民度が低い、ということが指摘できます。
最初に述べましたとおり、クロ現が犯罪対プライバシー
--自己情報制御権ですらなくプライバシー--
という切り口を選んだのも、まあ仕方の無いところなのかなと。
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今日のWBSに豊田章男社長が。 GAZOOの紹介にて、 第一弾のノア/ボクシーを「我慢グルマ」と呼んでいたのが非常にインパクトありました。 今売り「ベストカー」によりますと9月の販売台数ノア5082台、ボクシー5863台。 豊田でこれを超えるのはプリウス27249台、 カローラ10990台、ビッツ10096台、パッソ6658台。 カローラのように兄弟車ノア/ボクシーを一車種と数えれば堂々の2位。 これを社長が我慢グルマ呼ばわりするのであるから、 何か世の中変えてくれそうな気もしないでもないですが。
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今朝の朝日
「横浜市保育量値上げへ」
2012年から。
保険料の64%(2010年)は市の負担で2010年は373億、
今後保育所の定員を5800人増やすと2015年には429億に増加する見込み。
このため市負担を減らして保護者負担を増やすとのこと。
負担が増えるのは当然としても、
それでは保護者負担を増やすのがいいのか、
それとも例えば税金を増やすのがいいのか。
内田樹が最近、教育の受益者は誰なのか、という文章を書いていますが、
同じ文脈で、子育ての受益者は誰なのか、と考えることができるのではないかと。
内田樹
教育のコストは誰が負担するのか?
同じく今朝の朝日「横浜オタク文化発信計画」
メイド喫茶「HoneyHoney」経営の平沢雄介が
「ヨコハマオタクガイド」を発刊し
イベント等開いているとのこと。
秋葉原への距離を考えると、
住み分けは困難なんじゃないかなあ、という気が。
ヲタ文化ってもともとパチっぽいわけだし。
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今朝の朝日
「GLOW」の全面広告
「アラフォーって呼ばないで。私たちは40代女子です。」
とのこと。
「大人女子」という言葉が出てきたときには、
何でも言ってみるものであるなあ、
と感心したものですが、
この調子だとどこまでも年齢層が上がっていきそうですね。
日本の現存命最高齢は114歳なのですが、
110代女子が出てくるまであとどれくらいかかりますかね。
あと、これだけ「女子」が増えると
「女子」の暴落が起こったりしませんかね。
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今朝の朝日
「2管制官有罪確定へ 日航ニアミス「誤支持、原因」」
だそーです。
こういう公共性の高い分野の事故については
原因究明再発防止が優先。
刑事訴追を受けた場合に
自己保身のために情報を出し渋ることの影響を考えると、
調査に協力している限りは当事者の刑事責任を問わない、
というのがフツーの国の対応なのですが。
しかし確認していおきたいのは、
それは司法の判断するところではない、というところでしょう。
刑事訴訟が起こされ裁判になり過失が認められる以上、
裁判所は有罪判決を出さざるを得なません。
故にこれは刑事訴訟を起こすかどうかという行政判断になるのではいかと。
同じく今朝の朝日
「新米が過去最安値」
農家所得補償によって米が安く買い叩かれているとのこと。
農家所得補償の目的は何か。
それは農作物価格を下げ国際競争力を強化し、
人件費の高いところでも農業を成立させることです。
故に米価が下がるのは当たり前、下がらない方がおかしいです。
しかしこの記事によりますと
「農水省は価格下落を招く可能性を否定してきた」そうで、
一体何を考えて補助金制度作っていたのか不明。
それは所得補償を「バラマキ」と表現したマスコミも同じ。
これは農業構造を変えることであって、
農家に金を配ることではありません。
同じく今朝の朝日 「描いていないけど休んでいない」江口寿史。 「締め切りに間に合わないことでも有名な人気漫画化」との紹介。 「休み」についての連作インタビューなのですが、 遊びまわっていると思いきや 「平日はほぼ終日、仕事場にいます」だそーです。 毎日職場には行って何かやっているのだけれども アウトプットがまるで無いダメリーマン(=俺)みたいで親近感がもてますな。 また、漫画を描くモチベーションを説明して、 自分は漫画読みであり、面白い漫画が読みたいが そういう漫画が無いので仕方が無く自分で描く、とのこと。 そのため「漫画読みとしての自分の求める基準に達していないと思うと、 先に進めない」そうで。
同じく今朝の朝日
「スウェーデンの高投票率 引き上げに工夫競う自治体」、
投票率が「半世紀の間、80%を切ったことがない」とのこと。
投票カーによる巡回、介護施設への出前投票、
病院の代理人投票、郵便投票が紹介されています。
北欧は基本的に政府が「おせっかい」なわけで、
それをホッタラカシ政府の日本と単純に比べてもな、という気も。
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事業仕分けを土曜日にもやってくれるとのことで、
せっかくだから見に行きました。会場はサンシャインシティ文化会館。
キャリーバックを引っ張っている
コスプレイヤーと思しき女の子が沢山いるのは何かイベントがあるのでしょうかね。
入り口でセキュリティチェック。
ハンディ金属探知機で全身をチェックされますが、
手荷物は口をあけさせるだけで、中はほとんど見られません。
幼女エロ本が入っていてもヨユーで見逃されると思います。
チェックが終わると本日の資料と入場者シールをもらいます。
入場者シールは胸に張るのですが、かなり剥がれやすいですね。
そんで会場へ。
B-15「国有林野事業特別会計」のところに行きましたが、
ホールにパイプ椅子が並べてあり、傍聴席は300脚程度。
前の方はびっしり埋まっていますが後ろの方は余裕がある感じ。
しかしその後もヒトは増えていき、最終的には
壁際に立ち見がずらりと並ぶくらいまで増えました。
トータル350人くらいでしょうか。
ネット生中継が見られるにもかかわらず
台風の中のこのこ出かけてくる暇人も結構多いのであるなと感心。
ただし写真の通り、ステージがあるわけでもなく
単に椅子が並んでいるだけなので、
仕分けのテーブルはまるで見えません。
蓮舫タンハァハァなヒトは朝早く来て最前列をとらないと厳しいのではないかと思います。
会議はスピーカーで拡声されているので後ろでもよく聞こえますが、
誰が発言しているのかまったく見えないです。
遅れていって最初の説明を聞いていないというのもあるのですが、
ひょいっと行って資料ばっとみて話についていくのはちょっとしんどいです。
事前に予習してきた方がよいのではないかと。
この会議での論点は、
林野特会の借金を、いかに一般会計に迷惑をかけずに完済するか、
という点です。
農水省側は返済計画を出し、それに対し仕分け側が突っ込む、
という構図なのですが、
仕分け側が事実や数字を確認しようとするのを
農水省側が決意表明や背景説明でかわす、
という、攻防なんだか暖簾に腕押しなんだかよくわからん展開です。
さらに後半、ひととおり弾を撃ちつくして
なんとなくまとまりかけていた雰囲気のところに、
本日の資料と事前ヒアリングの資料が違うということが指摘されて再び臨戦態勢に。
結局10:00〜11:25の予定が延びて12:30。
まあ、会議ってこんなもんでしょう。
現場の雰囲気を知りたくてのこのこ出向いてみましたが、
やはりライブ感があるとツマラナイことも面白く感じるのではないかと。
参照:行政刷新会議
事業仕分け
レイズン・ウィッチをご存知でしょうか? 干し葡萄をバタークリームを塗ったクッキーで挟んだお菓子で、 小川軒というところが作っています。 六花亭のマルセイバターサンドの仲間、 と説明すると通じやすいでしょうか。
さて、相方が母子揃って巴裡小川軒のファンなのですが、 どうも世の中にはレイズン・ウィッチが複数あって うまいものと不味いものがある、とのことでしたので調べてみたところ、 小川軒というのは4店存在するみたいです。 下記に参照しましたサイトによりますと、三兄弟+親戚なのだそーです。 業態は、御茶ノ水と代官山がレストランで 巴裡と鎌倉が菓子屋さんのようですが、 レイズン・ウィッチは全てのところで出しています。 このため「小川軒のレイズン・ウィッチ」とだけ認識していると 思っていたものと異なるものをつかんでしまう可能性がありますので、 「○○小川軒のレイズン・ウィッチ」と認識するようにしましょう。
というわけですがさて、 各店のレイズン・ウィッチは何か違うのか? というこを台風の中歩き回って全部買ってきてみました。 というのは、相方母子は巴裡のが一番美味しいと主張するので、 食べ比べて確認してみようかと。 売っているところは、 御茶ノ水は本店の他、上野、池袋、荻窪で入手可能とのこと。 今回は上野駅の「ザ・ガーデン」というお店で入手。 代官山は基本的に本店のみのようですが、 時々デパートの催事場に出ていることがあります。 今回は本店まで行きました。 巴裡は基本、目黒店と新橋店のみ。 以前に東京大丸の催事コーナーに出ていたことがありましたが、 今回は新橋店で入手。 鎌倉は鎌倉市に何店舗かのほか、東京駅でも売っている上、ネット通販でも手に入ります。 今回は東京駅で入手。
というわけで全部揃えてみました。 スペック比較は下記のようになります。
御茶ノ水 | 代官山 | 巴裡 | 鎌倉 | |
---|---|---|---|---|
賞味期限 | 11/2 | 11/3 | 11/3 | 11/5 |
名称 | レイズン・ウイッチ | レイズン・ウィッチ | レイズン・ウィッチ | レーズンウィッチ |
原材料 | 小麦粉・レーズン・バター・砂糖・ショートニング・卵・洋酒・アーモンド・水飴・食塩・香料・膨張剤(原材料の一部に大豆を含む) | 小麦粉・レーズン・バター・洋酒・砂糖・ショートニング・卵・アーモンド・水飴・食塩・トレハロース・香料・膨張剤(原材料の一部に大豆を含む) | 小麦粉・レーズン・バター・砂糖、植物性油脂・卵・洋酒・氷糖蜜・アーモンド・牛乳・水飴・塩・香料・膨張剤 | レーズン・砂糖・小麦粉・バター・植物性油脂・卵・牛乳・アーモンド・洋酒・食塩・膨張剤・香料 |
発売者、販売者 | 有限会社ヒロユニヴァーサルOGW | 小川食品株式会社OY | 株式會社巴裡 | (有)ケイワン(鎌倉小川軒) |
品名が微妙に異なるのですね。御茶ノ水は「イ」が大きく、鎌倉は「レイズン」ではなく「レーズン」です。 原材料を見ると各店ばらばらで、同じものを作っているわけではないことが明白ですね。 御茶ノ水が一番ベーシックだとすると、代官山は洋酒が上に来ています。 後で感想を書きますが、確かに洋酒の香りは一番強いです。 またトレハロースを入れているのも代官山のみ。 巴裡は御茶ノ水と違うのは氷糖蜜(氷砂糖を作った残り)と牛乳が入っていますね。 鎌倉は他とは大きく異なり、小麦粉よりもレーズン、砂糖が先に来ています。 しかし見た感じほかと比べてレーズンが多いようには見えないのですが、 これはどういうカラクリなのでしょうかね。
というわけで、もぎゅもぎゅ食べてみました。
御茶ノ水、代官山、巴裡は、食べ比べてみないと気にならない程度の違いです
(相方の母は御茶ノ水を一口食べて、こんな不味いの小川軒じゃない、
と言ったそうで、解る人には解るのでしょうけれども)。
しかし鎌倉は、、、、。
賞味期限を延ばすためなのだと思いますが、
生地の食感やバターの風味が明らかに落ちます。
クッキーがパサパサした感じ。
生地は
お茶の水はしっとりとしています。
代官山は一番脆く、口に含むと層状に崩れていきます。
一方巴裡はほろほろと粉状に崩れる感じ。
バタークリームは御茶ノ水が他に比較して重い感じ。
全体としては代官山が洋酒の香りが強いのですが、
干し葡萄は巴裡が洋酒の香りが強いです。
結論としまして俺の評価は
◎代官山:バタークリームとクッキー地の食感は一番、ただし洋酒が強くクドイかも
○巴裡:一番無難。抵抗無く食える。
□御茶ノ水:クリームが若干重い。
×鎌倉:パサっとしていてうまくない。
参考までに相方の評価は
◎巴裡:バランスがとれていて飽きが来ない。
○御茶ノ水:若干重さを感じる
□代官山:洋酒強過ぎ
×鎌倉:安っぽい。メーカー量産品みたい。
となりました。 もちろんこれは俺らの個人的な感想です。 俺らは、巴裡小川軒を食べ慣れていること、 また、比較的薄味でベーシックなものが好きで、 パンチやボリューム感やインパクトはあまり評価せず、 特に油や砂糖の過剰については点が辛い、 という特徴があります。 まあ、何かの参考になればと。
しかし、食べ比べてみる、という目的は達成しましたが、問題はその後始末です。 この大量のバターサンド(しかも賞味期限短い)を一体どうしたものか、、、。 10個箱入りしか無いというのはこういうとき困ります。バラ売りキボンヌ。 とりあえず相方のお母さんに送りつけてみます。
参照: 小川軒レーズンウイッチの解剖
連絡先:tomomo_tokagiku(a)yahoo.co.jp
リンクは自由にしてください。
連絡は不要です。
とももは
「風雨来記2」
を密かに応援していまつ。
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